2月23日からは「貸し切り」の使い方について伺いました。

レストランを独占利用。団体客がお店を……
店を借り切る 32.5%
店を貸し切る 14.3%
店を貸し切りにする 53.2%


本来「貸し切る」は店の側からの言葉だし、「借り切る」は今ひとつ使い慣れない感じがするし……ということで折衷案として挙げた「貸し切りにする」が過半数を占めました。


三省堂国語辞典ではやはり第7版で、「貸し切る」の項目に俗用として「借り切る。『すし屋を貸し切っての宴会』」という、本来とは正反対の意味・例文を載せました。

三省堂国語辞典第7版

毎日新聞でも「列車の車両を貸し切ることができる福袋」のように、借りる側が「貸し切る」ことになっている記事をちらほら見かけます。こうした使い方がされるのも「貸し切り」や「貸し切る」の方が、「借り切り」や「借り切る」よりも身近でなじんだ言葉だから、ということなのでしょう。

しかし一つの言葉が、貸す側と借りる側の双方から反対の意味で使われるのでは困る場面も出てきそうです。借りる側からの書き方としては、今回のアンケートの結果にも沿い、「貸し切りにする」を使うこととしてよいのではないかと思います。




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