漢字クイズ(テーマ・駅)結果

11月25~28日の回答割合は次の通り(★が正解)。
幾寅駅いくとらえき★30%いっとらえき13%きとらえき57%
米原駅こめはらえき0%まいばらえき★93%よねはらえき7%
白石蔵王駅しらいしざおうえき39%しろいしざおうえき★56%はくせきざおうえき4%
出水駅いずみえき★79%いでみずえき13%しゅすいえき8%

この週は「駅」。当初、駅は駅でも「新幹線の駅」というくくりにしようと思っていたのですが、高倉健さんの訃報を受け、代表作の一つ「鉄道員(ぽっぽや)」の舞台の駅を加えたので、何も付かない「駅」がテーマになりました。

その高倉健さんの映画の一つに「君よ憤怒の河を渉(わた)れ」というのがあります。NHKニュースで「憤怒」を「ふんど」と読んでいたので「えっ『ふんぬ』じゃないの?」と思いました。しかし辞書には「憤怒」に「ふんど」「ふんぬ」ともに読みがありますので、固有名詞としてどちらが正しいかという問題になります。ウィキペディアによると、映画名としては「ふんど」、西村寿行の原作としては「ふんぬ」が正しいとあり、驚きました。「ぴあシネマクラブ」2008年版には確かに「ふんど」という読みがあり、有力な反証が見つかりませんので、どうも映画が「ふんど」というのは確からしい。本の方が「ふんぬ」ということも間違いなさそうです。

ちなみにある民放アナウンサーが「君よ……」と「憤怒」のところで沈黙したという話題がネット上で取りざたされました。たぶん原稿にあるルビをみて「えっ『ふんぬ』じゃないの?」と戸惑ったのでしょう。一般的には「ふんぬ」が多いと思いますので無理もありません。映画はなぜ原作と違う「ふんど」としたか知りたいところです。

前置きが長くなりました。「幾寅駅」は「鉄道員(ぽっぽや)」のロケ地ですが、劇中では廃線が決まった「幌舞駅」という設定になっています。ちなみに訃報のネット記事などでは単に「鉄道員」とする表記が少なくないのですが、それだけだと往年のイタリア映画を連想する映画ファンがいるので、(ぽっぽや)まで入れてほしかったと思います。

「米原駅」は大動脈、東海道新幹線の駅なので知られているようです。ただし米原(まいばら)市の中の地名は「まいはら」と濁らないというのはそれほど知られていないと思うので、出題時の解説に記しました。合併前は「米原(まいはら)町」だったので、市名が駅名に合わせた、多分珍しい例です。

「白石蔵王駅」の「しろ」か「しら」かは「蔵王」の読みほどには知られていないのでしょう。解説で書いたように宮城県白石市は福島県と間違えられることがあるのですが、もしかしたら福島県白河市との混同があるのかもしれません。白石市には「白川」という地名があります。なお白石市名物の「温麵」は「うーめん」と読ませます。うーむ、ひらがなの長音のルビって珍しい。

「出水駅」に関しては、出題してすぐに出水平野の鳥インフルエンザ問題が発生してしまいました。出題者としては、隣の「川内駅」よりはニュース性はないけれど、冬の季節の話題ものにはなるという認識だったのですが、不幸な形でこちらも全国ニュースになってきました。拡散しないことを祈っています。

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