漢字クイズ(テーマ・年央の行事)結果

6月30日~7月4日の回答割合は次の通り(★が正解)。
夏越の祓かえつのばつ5%なごしのはらえ★72%なつごえのはらい23%
茅の輪かやのわ38%ちえのわ2%ちのわ★60%
半夏生はんかせい7%はんかしょう17%はんげしょう★76%
牽牛子くびき24%けんぎし30%けんごし★46%
二星にせい★31%にほし7%ふたぼし62%

by Nissy-KITAQ
この週は「年央の行事」。今年ももう半年以上過ぎてしまいましたね。

半年の節目のせいか、この時期にはいろいろ伝統行事が集中します。

6月のみそかには「夏越の祓」。神社で「茅の輪くぐり」をして半年の無病息災を祈ります。この「茅の輪」がそれほど高い正解率ではないことでわかるように、大みそかの神社参拝と比べ夏越の祓は国民的行事になっていないようです。ただし茅の輪くぐりを体験していない人も、幼時に「とおりゃんせ」の遊戯をしたことはあるでしょう。川村湊「牛頭天王と蘇民将来伝説」(作品社)によると、これは茅の輪くぐりの神事を遊戯化したものといいます。

「半夏生」は行事とはいいにくいのですが、この日までに田植えを済ませるなど、昔の農民にとって節目になっていたようです。今年は7月2日でしたが、夏至などと同じく毎年その日と決まってはいません。土地によってタコを食べるという風習は、タコの足のように作物の根が大地につきますように、という祈りとか。また別の土地ではうどんやサバを食べるようです。

7月6日から七夕を挟んだ3日間は東京・入谷鬼子母神の朝顔市。この鬼子母神は「恐れ入谷の鬼子母神」の言葉で有名ですが、所在地は「台東区下谷(したや)」です。朝顔市以外の日に寺に行っても普通の町中の寺なので観光には向きません。観光におすすめなのは池袋に近い雑司が谷の鬼子母神。昭和の雰囲気を残しドラマのロケ地によくなっています。

朝顔の別名が牽牛子(けんごし)。「牽牛(けんぎゅう)」以外の読みは難しかったようです。漢方薬や、古代史に詳しい方ならわかったかもしれません。牽牛子は種を薬に使い、奈良の牽牛子塚古墳も時々ニュースになります。そして朝顔市は七夕の前後の3日間、開催されるようになったということで七夕へとつながります。

七夕関連の「二星」が最低の正解率。「ふたぼし」ではないことを意外に思われたかもしれません。出題者自身「ふたぼし」とも読めるのではないかという疑問が拭えませんが、少なくとも辞書には見いだせませんでした。中国由来の伝説なので音読みが適切なのでしょう。北斗七星も「ほくとななほし」とはいいませんし。和語になるときは「二つ星」と「つ」が入るようです。

7月の祭りといえば祇園祭という方も多いと思います。全国的にありますが、京都のそれは7月1日から1カ月間行事が続きます。今年は「後の祭り」の語源ともいわれる「後祭」が約50年ぶりに復活したことが話題になっています。今回の漢字では扱いませんでしたが、一昨年に祇園祭関連の5語を出題しました。

その他、9月まで開かれる岐阜県の郡上おどりが昨日開幕。きょうは広島・厳島神社の管絃祭。有名なイベントが続きます。暑さに負けず楽しみたいですね。

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