漢字クイズ(テーマ・海女の収穫物)結果

7月16~19日の回答割合は次の通り(★が正解)。

海胆うに★60%なまこ32%みる8%
あわび★95%ほたて2%ほや3%
尻高しゃこ64%しったか★34%ぶり2%
栄螺ごうな1%さざえ★89%ぼら10%

この週は「海の日」にちなみ、というかNHK「あまちゃん」にちなみ「海女の収穫物」がテーマでした。

今さらですけど、「あまちゃん」の主人公「天野」の名は「海女」とかけているのでしょうね。天と海女は語源上も深い関わりがあるようです。

中西進「ひらがなでよめばわかる日本語」(新潮文庫)によると、「昔は、海のことも『あめ』あるいは『あま』といいました。鮑(あわび)など、魚介類を獲(と)る人を『あま(海人・海女・海士)』というのは、この名残です」「古代の人は天も雨も、そして海までも全部、一つのものだと考えていましたが、『あめ』が指し示す原初のものは、『天』だったのではないかと思います」ということです。

さて正解率ですが、「鮑」が最も高い数字になりました。新聞などでは片仮名が普通ですが、おすし屋さんなどで漢字にもなじんでいるせいでしょうか。新聞表記といえば、アワビに限りませんが「活アワビ」などの「活」をどう読むのかは校閲の悩みの種です。「かつ」なら何の問題もないのですが、「いき」なら常用漢字表にのっとれば「生きアワビ」にしなければなりません。個人的にはこの表記は、のたうち回るさまを思い浮かべるせいか生々しすぎる印象があります。

次に「栄螺」の89%。この漢字、よく知られていたのですね。いや、もしかしたら、誤りの選択肢がまずかったのかもしれませんが。

「海胆」はその点、「なまこ」にひっかかる人が比較的多かったようです。「なまこ」は海鼠と書きます。

最も難しかったのは「尻高」。出題者も最近初めて知った生き物ですから、知られていないのは無理もありません。あるおすし屋さんで、水槽の壁にくっついている貝類をみて、店員に「あれトコブシでしょ」と知ったかぶりをして妻が聞きました。「違います」と教えられたのが、シッタカ。食べてもいいのですが、水槽につく藻を食べてくれるので入れているとのことでした。

このおすし屋さんでは、箸の紙袋に魚の絵と漢字が書かれていて、それだけでも漢字の勉強になるのですが、こうして店の人と会話すると、思わぬ知識が得られますね。

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