漢字クイズ(テーマ・植物の別名)結果

6月10~14日の回答割合は次の通り(★が正解)。
未草いまだぐさ15%ひつじぐさ★78%みそう7%
目箒まゆはき5%めはばき35%めぼうき★59%
末摘花すえつみはな16%すえつむはな★64%まつりか20%
迷迭香どくだみ47%ほたるぶくろ18%まんねんろう★35%
七変化しちへんげ★80%ななへんか1%ななへんげ19%

この週のテーマは「植物の別名」でした。

先日、奈良県の纒向遺跡で出土した花粉が3世紀中ごろのバジル(和名「目箒」)と発表されたという記事が出ました。実は以前から「目箒」を漢字クイズの候補としていたので、それを含め今回のテーマとしました。ただ、元々は「日本には漢方で用いる目薬の原料としてもたらされたので、こんな和名になっている」と書いていたのを、今回の新事実を踏まえ書き直すことになりました。

「未草」は漢名で睡蓮。ただしスイレンはスイレン属の水草の総称であり、ヒツジグサはその一種でもあります。ところで「グーグーだって猫である」の漫画家、大島弓子さんに「夢虫・未草」という作品があります。夢虫はチョウの別名ですが、作品中ではチョウもスイレンも出てこず謎のタイトルです。以下は出題者の解釈ですが、両親の離婚に直面する子供が、数千年先にみんなで仲良くするという夢を語る場面があり、2000年前の実からハスの花が咲いたという事実とつながりがあるのかなと思いました。ただしハスとスイレンは別種ですから、全くの見当違いかもしれません。

「末摘花」はベニバナの異称。「源氏物語」の登場人物として有名だと思っていたので、正解率64%は存外低いという印象です。また大島弓子さんの漫画を持ち出すと「野イバラ荘園」に言及があります。

「迷迭香」はローズマリーのこと。解説で引用した「ハムレット」のせりふは、大島弓子さんの「快速帆船」での引用の孫引きです。角川文庫版だそうですが「マンネンロウ」となっているのは現在出ている新訳では「ローズマリー」と変わっています。岩波文庫の2002年の新訳でも「ローズマリー」。もはや「マンネンロウ」は分かりにくくなっているのでしょう。正解率も今回最も低くなりました。

それにしても大島弓子作品がらみが続きましたが、決して出題者の個人的な趣味に基づく選定ではありません。たんなる偶然です。

「七変化」はアジサイの別名として知られますが、ランタナの別称でもあります。「ランタナって知ってる?」と妻に聞くと「家の庭に咲いてるよ」と意外な答え。ちょうどよかったと撮った写真を掲げます。これも偶然ですよ、ほんと。正解率は今回最も高くなりましたが、もっと高い数字を予想していました。なお「どうして小泉今日子を連想するのだろう。あぁ、なんだったっけ」というリツイートがありました。歌の「ヤマトナデシコ七変化」ですね。そういえば小泉今日子さんは映画「グーグーだって猫である」にも出ていたのを思い出しました。これも偶然のつながりです、念のため。

さて、次回も植物の漢字です。お楽しみに。

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