漢字クイズ(テーマ・武道)の結果


4月16~20日の回答割合は次の通り(★が正解)。


先鋒 さきっぽ 1% さきぼこ 4% せんぽう★ 95%
蹲踞 すりあし 7% そんきょ★ 83% はばかり 10%
竹刀弦 しないげん 22% しないづる★ 72% ちくとうげん 6%
薙刀 きじのお 0% なぎなた★ 99% はいとう 1%
正鵠 しょうこう 11% せいかく 7% せいこく★ 82%

この週は中学校で必修化された「武道」がテーマでした。

柔道、剣道、相撲、弓道、なぎなた、空手などから各学校が選ぶのですが、やはり一番多かったのは柔道で64%の学校が選びました。しかし柔道は児童・生徒の事故が相次いだことがクローズアップされています。

漢字のクイズもまずは柔道から、と思っていたのですが、意外に「これだ」というものがありませんでした。例えば「巴投げ」にしても簡単すぎるし、かといってほとんど知られていない技の名を出しても解説文で分かりやすく書くのは至難の業です。動画を使うのならともかく……。

また、柔道が由来で一般的になった言葉がないかとも思ったのですが「柔よく剛を制す」くらいしか見つかりません。国技ともいわれる柔道ですが、相撲や歌舞伎がいろんな言葉の語源になっているのに比べて、言葉の面ではまだまだ歴史も影響力も足りないのかもしれません。

それで、他競技とも共通する言葉として「先鋒」「蹲踞」、剣道から「竹刀弦」、マイナー競技から「薙刀」「正鵠」を選びました。

正解率のうち「薙刀」99%にはやや驚きました。難しいと思っていたわけではありませんが、競技名としては「なぎなた」とするなど平仮名表記が定着しているためです。ちなみにこれまでの当サイトでの漢字クイズの最高は「蚤」98%でした。

この週で最も低かったのは「竹刀弦」。実はこれ、同時期に毎日新聞の社会面に連載している「週刊漢字」ではただの「竹刀」でした。このネット版の回答者は手ごわいので簡単すぎると思い、微修正しました。それでも72%の正解率はさすがだと思いました。

「正鵠」82%も悪くない数字ですが、「正鵠を射る」で出題すると多分もっと上がったでしょう。なお辞書では「正鵠を得る」も併記しています。「的を得る」は誤用(「当を得る」との混用)とされているので、「正鵠を得る」も間違いのような気がします。しかし「本来は『正鵠を得る』」とする辞書もあるので、これは誤用ではありません。

武道と同じで、言葉の世界はまことに奥が深いですね。ともに精進しましょう。

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